あくびのおと

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2023.12.9.風吹岩からキャッスルウォール荒地山('75年 藤岡)

日  時 2023年12月9日 7:55芦屋川駅―9:00風吹岩―

       9:20キャッスルウォール―12:20荒地山―13:25芦屋川駅

天気も良いのでぶらりと芦屋川から六甲に向かう。
ロックガーデンは知ってはいるが、一度も行ったことが無い。
関西のクライマーの端くれとしては行っとかなきゃいかんと思っていたので
地獄谷を通りゲートロック、ホワイトフェースと見て回る心算で装備準備。
近頃岩登りは団体装備を現役諸君が担いでくれるので楽をさせてもらっている。
10.5mm×50mロープは重いので古い9mm×40mロープを持って行くことにする。
リードにはとても使えないが、トップロープにタイブロックで登るので大丈夫だろう。
高座の滝で地獄谷への分岐を見落とし尾根道を登ってしまう。

高座滝

何処かで左に谷に降りる踏み跡が有るだろうと注意していたが見つからず、谷奥から
尾根に上る道に着いてしまった。
風吹岩まで行き、今回は地獄谷は中止、高座谷に下りキャッスルウォールに向かう。

風吹岩


3人パーティーが先行していたので、その後に続く。(西宮の会2人と、もう一かた)
「不動、駒形は人が多いですが、ここは空いていてのんびり登れるんです」との世間話を交わす。
初めての岩なので巻き道を登り上部の松の木に支点を取り岩の左フェースにロープを垂らす。
ロープ末端をfixしてタイブロックで確保し、最初はクライミングシューズ、次にアプローチシューズでルートを少し変え2本登る。
ルートはかなり自由に取れる壁である。花崗岩の岩もまあまあしっかりしている。
25mは有るので、高度感が心地よい。トポ図にはグレードⅣと有ったが、Ⅲ+位か?

キャッスルウォール

3名パーティーに別れを告げ、荒地山に向かう。
荒地山腹のボルダー群のサンデーモーニングスラブ前の岩頭で少し早い昼食を取った後サンデーモーニングスラブの取付きから見上げると、こんなに急なスラブだったっけと過去の記憶との落差に驚く。

サンデーモーニングスラブ

トップロープをセットしないととても無理なのだが、ハイカーの皆さんが一杯なので、ロープを出すのも憚られる。
今日の所はとプラクティススラブでお茶を濁した後、荒地山山頂を目指す。

荒地山山頂



山頂からは尾根筋に鷹尾山、城山を通り芦屋川駅を目指し下山した。