あくびのおと

会員の活動や近況を自由に書き込みください。記事投稿手順はDCACホームページの「会則及び会費」に有ります。

現役との岩トレ   (’75年藤岡)

2024年度DAAメンバーが岩トレを自律的に行えることを目的に2月・3月に以下の岩トレを実施した。

2月16日 

メンバー 藤岡(’75) 喜多(’20) 足達(’22) 金澤(’23)  場所 金毘羅

8:30戸寺―9:15Y懸尾根取り付き―10:30コルー11:00Mフェースー14:00チムニーー17:00江文神社

 

足達、金澤でロープを結び、Y懸尾根をリード、フォロアー交代(つるべ)で登る。

藤岡、喜多はフリーで指導する。

チムニーのコル迄4Pで進み、そこから下降しMフェースに行く。

3回生以下は金毘羅裏(北面)に行ったことが無く、ルートも知らない。

前日の雨で岩が濡れており、太陽も出ない。

本来ならノーマル右(5.5)を登るところだが、トップロープセットまでの距離が遠い。

ルートグレードは高いが、セットのアプローチが易しいMクラック(5.10a)を登る事にする。

テンションを多用したが、喜多が辛くも登ったが、他の3名は途中で敗退。

昼食後、チムニーのコルからチムニー沢を下り、トップロープをセットしチムニールート(5.4)とサラワリ(5.10a)を登った 。早い菜種梅雨で天候不順が続く。

Mフェースへ向かう

 

2月22日

メンバー 藤岡(’75) 足達・巽(’22) 金澤(’23)  場所 金毘羅

9:00江文神社ー9:50北尾根取り付きー14:00チムニーのコルー14:15Y懸の頭ー17:00江文神社

8:00八条口で現役を拾い、江文神社に向かう。

裏の沢から北尾根のウォータークラックに取り付き4Pでコルに至る。

今回も岩が前日の雨で濡れており、現役達は苦労して登っている。

2名はアセンダーを使い、私がリードし、確保を交代で行わせた。

この体制なので時間が掛り、コルまでに4時間かかってY懸の頭に到着。

裏の岩の場所を教えるつもりであったが、時間が足りず、M・K・北壁・ビビりの場所しか伝えられなかった。

頭で確保点の構築と、懸垂下降の練習を行った後、下山した。

 

3月21日

メンバー 藤岡(’75) 足達・巽(’22) 金澤(’23) 山縣・喜多(’20) 場所 金毘羅

9:00江文神社―9:40ゲートロックー12:00Y懸の頭ー15:50江文神社

 

前日の低気圧通過後の冷え込みで、雪は降っていると思ったが、神社に着くと一面の雪景色。

4月下旬に宝剣岳に行くので、Y懸沢でアイゼントレもやろうと準備してきたら、本格的な雪中行軍になった。

今回も雪解けからの滴りで岩が乾かない。

兎も角ゲートロック左カンテルート(5.5)に取り付く。
最初はアイゼンと手袋で取付くが2ピン目の上で滑り落ちる。

無理は止めて靴を履き替え上部のボルトでトップロープをセットし、交代で登る。

そうこうしている所に、卒業式翌日の新米OBの喜多と山縣が別々に合流。

ピラミッド、チムニーと進んでいったが、全てフェースはびしょ濡れで、取り付くには危険と判断し、Y懸の頭でトレーニングすることにする。

新米OB2名が指導し、確保点構築と懸垂下降を行う。

同時に3名にはヌンチャクのセット方法、ロープの掛け方を教え初めてのリードをやってもらう。

天気は徐々に回復基調だが、雪が解けるのでコンディションは悪い。

尾根筋の下降は危なかろうと、頭から沢筋を下った。

現役から「冬山やるにはどうしたらいいですか」という話が出た。

途切れている活動なので簡単では無いが低山の雪山で宿泊山行を始める事だろうが、現役監督に相談するようにと伝えた。

天然皮革は強し 30年選手のローバー ホッホツーリスト

雪ではしゃぐ現役達 君ら中学生か